英プレミアリーグのスポンサー事情
放映権料がリーグ全体で約3413億円まで高騰した影響で、世界で最も裕福なリーグと言われるイングランド・プレミアリーグ。そんなプレミアリーグの各チームのスポンサー事情も、変化してきています。
特に頭角を現してきているのが、スポーツベッティングの企業です。イングランド国内だけでなく、海外のスポーツベッティング企業がスポンサーになるなど広がっています。
本記事では、2019/20シーズン現在のプレミアリーグ各チームの胸・袖・スポーツベッティングのスポンサー(パートナー)企業をまとめています。
更新日時:2019.09.07
各チームの胸&袖スポンサー
アーセナル
胸スポンサー
Emirates(エミレーツ航空)(航空会社) – ドバイ、UAE |推定年間契約金:£40m
袖スポンサー
Visit Rwanda(観光) – ルワンダ
アストン・ヴィラ
胸スポンサー
W88(ベッティング) – タイ
袖スポンサー
BR88(ギャンブルとゲーム) – アジア
ウェストハム・ユナイテッド
胸スポンサー
Betway(ベッティング) – マルタ
袖スポンサー
Basset & Gold(金融) – イギリス
ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ
胸スポンサー
ManBetX(ベッティング) – マルタ
袖スポンサー
CoinDeal(金融) – キプロス
エバートン
胸スポンサー
SportPesa(ベッティング) – ケニアとマン島
袖スポンサー
Angry Birds (Rovio Entertainment)(ゲーム) – フィンランド
クリスタル・パレス
胸スポンサー
ManBetX(ベッティング) – マルタ
袖スポンサー
All Football(サッカーアプリ) – 中国
サウサンプトン
胸スポンサー
LD Sports(スポーツメディア) – 中国
袖スポンサー
Virgin Media(テレコミュニケーション) – イギリス
シェフィールド・ユナイテッド
胸スポンサー
USG(金融) – オーストラリア
袖スポンサー
USG(金融) – オーストラリア
チェルシー
胸スポンサー
Yokohama Tyres(横浜タイヤ)(自動車) – 日本
袖スポンサー
Hyundai(自動車) – 韓国
トッテナム・ホットスパー
胸スポンサー
AIA(生命保険および金融サービス) – 香港
袖スポンサー
なし
ニューカッスル・ユナイテッド
胸スポンサー
Fun88(ベッティング) – 中国
袖スポンサー
StormGain(金融) – セーシェル共和国
ノーリッチ・シティ
胸スポンサー
Dafabet(ベッティング) – フィリピン
袖スポンサー
Best Fiends (Seriously Digital Entertainment)(ゲーム) – フィンランド
バーンリー
胸スポンサー
LoveBet(ベッティング) – マルタ
袖スポンサー
LoveBet(ベッティング) – マルタ
ブライトン&ホーヴ・アルビオン
胸スポンサー
American Express(金融業務) – アメリカ
袖スポンサー
なし
ボーンマス
胸スポンサー
M88(ベッティング) – フィリピンとジブラルタル
袖スポンサー
Mansion(ギャンブル) – ジブラルタル
マンチェスター・シティ
胸スポンサー
Etihad Airways(エティハド航空)(航空会社) – アブダビ、UAE
袖スポンサー
Nexen Tire(自動車) – 韓国
マンチェスター・ユナイテッド
胸スポンサー
Chevrolet(シボレー)(自動車) – アメリカ
袖スポンサー
Kohler(製造業とホスピタリティ) – アメリカ
リバプール
胸スポンサー
Standard Chartered(金融サービスと銀行) – イギリス
袖スポンサー
Western Union(金融) – アメリカ
レスター・シティ
胸スポンサー
King Power(免税店) – タイ
袖スポンサー
Bia Saigon (ThaiBev)(飲料) – ベトナム
ワトフォード
胸スポンサー
Sportsbet.io(ベッティング) – キュラソー島
袖スポンサー
なし
台頭するスポーツベッティング企業
下記のツイートは、プレミアリーグがスタートした1992年と、現在の2019年の各チームの胸スポンサー企業のカテゴリーの内訳を示したものです。
昔は電機メーカーやアルコール企業が台頭しておりましたが、現在は20クラブ中の50%の10クラブがスポーツベッティングの会社となっており、その勢いがうかがえます。
Sponsors of the Premier League: 1992 vs 2019
In 1992 Betting companies didn’t sponsor a Premier League team now 50% of clubs are sponsored by the betting sector. pic.twitter.com/KToQPc0aYa
— Classic Football Shirts (@classicshirts) July 30, 2019
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IR法案が可決されたことで、今後は日本でもカジノだけでなくスポーツベッティングが行えるようになっていくことが予想されます。日本のスポーツチームにスポンサーする企業が後々出てくるかもしれません。今後も注目の分野と言えるでしょう。